メンテナンスフリーと言われている太陽光モジュールですが、時が経つにつれ雨や風・雪などによる汚れや経年劣化などによって本来の発電効率は落ちてきてしまいます。
十分な発電量を期待するためには点検をし、必要があれば清掃をするようにすることによって、太陽光モジュールが長くしっかりと発電できるようメンテナンスが必要になってきます。
しかし、太陽光モジュールの清掃は間違った方法で行うとかえってモジュールへのダメージを与え発電効率の低下に加え、コストも逆にかかってしまうことがあるのです。
ACウオッシュならばモジュールにダメージを与えず、最低限の人員でパネル清掃をすることが可能です!
パネル設備は長時間の使用を前提としているため、表面が精密かつ繊細です。洗剤の使用を禁止しているパネルメーカーもございます。
強力な化学洗剤等を大量に使用するような洗浄ではパネル表面にダメージを与え、設備にも悪影響を与えます。環境や周囲の水質にも悪影響を及ぼす場合がございます。
メーカーによって違いはありますが、パネルには元々コーティングが施されています。ブラシによる洗浄はそのコーティングにダメージを与え、劣化の要因となり得ます。
また、洗剤を撒き、ブラシで全面をこすり、大量の水で洗い流した後、拭き取るという作業工程は多くの人員を必要とし、コスト面的な負担が大きくなります。
ブラシによる洗浄以上に、パネル表面やコーティングへのダメージが深刻と言われているのが高圧洗浄機です。また、太陽光パネルは必ずしも平地や低地に設置されているというわけではないため、他の洗浄以上に設置場所を選びます。
現場で洗浄のための水も多く使用するので、場所によっては給水車の配置や多くの人員が必要となり、特にメガクラスのパネル洗浄には適切ではありません。
通常、洗浄となれば大量の水を必要とします。しかし水道水で洗い流すとサビの発生や機器のトラブルを招く恐れもあります。設置場所によっては水源や水道施設がない場合もあり、給水車などの手配によるコスト増が発生する場合もあります。
また、水道水の拭き取りが不十分な場合、カルキ等に白い跡がパネル表面に残り、かえって発電効率の低下を招く可能性があります。
ACウオッシュは安全性を追求する中で「パネルの耐久性を落とさない洗浄」にこだわりました。
その結果、現場で水を使わず、界面活性剤を使用していない特殊な洗浄液のみを使用する事で太陽光パネルはもちろん、周囲の環境にもダメージを与えない洗浄を実現する事ができました。
ACウオッシュで使用するのは先述しました特殊な洗浄液とスクイージ(ゴム製のブレード部分を使って、平らな表面の水分を取り除く道具)のみを使用し、ブラシやポリッシャー等の機器は使いません。
そのため、太陽光パネル本体やコーティングにダメージを与えることなく、パネルの寿命を減らさない安心・安全のパネル洗浄を行うことができます。
ACウオッシュの洗浄システムは特殊な洗浄液を散布してパネルの汚れを浮かし、スクイージですくい取って吹き上げるシンプルな作業です。
現場で水を使うこともないので水源に左右されることもなく、高圧洗浄機のような大掛かりな設備も必要としません。規模によっては非常に少ない人員で洗浄も可能です。
ACウオッシュで使われる特殊な洗浄液(ACウォッシュ)は予め用意をして洗浄を行います。そのため現地で水を使用する事がありません。
洗剤でもないので洗い流さずに拭くだけでOK。パネル1枚あたりの使用量も少なく、水源のないメガソーラークラスの作業でもワンボックスカー2台程度で作業が可能です。
パネル洗浄に使用するのは洗剤ではない洗浄液「ACウォッシュ」です。
超純水をアルカリイオン水に精製したこの洗浄液はマイナスイオンの力で物体と汚れの間に入り込む力があり、それに囲まれた汚れや油分は小さく分離されて乳化します。
洗剤などに含まれる界面活性化材も一切使用していないため環境や機材に対する悪影響もなく、人体への影響も人肌へのパッチテストを行った結果、疾患例がゼロという安全性です。
そのため、野菜の洗浄など、食品関係の洗浄にも使われているという、まさに究極の洗浄水と言えるのがACウォッシュです。
太陽光発電システムで計画通りに収益を上げるためには安定した発電量を維持・確保する事が大切です。
冒頭でも述べた通り、メンテナンスや清掃をしていかないと雨や雪、汚れによる劣化によって太陽光パネルの発電量は落ちていきます。それはすなわち、収益の減少を意味します。
では、実際に洗浄を行わなければどれほど発電効率が低下するのか、洗浄を行った際にどれほど発電効率が回復するのかを説明していきたいと思います。
設置されている環境によって、汚れなどによる発電量の低下はそれぞれ違いますが、設置してから日が浅い太陽光パネルでも発電効率の低下は見受けられる事があります。(上記の例は設置から2年程経った状態です)
点検の結果、約9%の発電量低下が分かりました。上の表にも記載されていますが、約9%のロスでも決して無視できない損失であることが分かります。洗浄の結果発電量は約7%回復し、
全体的なロスは2%に留まったため、その分の利益の損失も抑えることができました。
また、洗浄する事により太陽光発電パネル自体の安全性を高め、性能を損なうことなく長く使用する事ができ、万一の事故を防ぐことにもつながります。太陽光発電システムを安全に運営していく意味でも、
専門的な点検・メンテナンスを行う事を推奨します。
まずはお気軽にご相談ください!!