■2025/12/22 冬の停電に備える。北海道の暮らしを守る太陽光発電と蓄電池

「♪もういくつ寝るとお正月」という歌が聞こえ始める季節となりました。
あと10日ほどもすると、2026年を迎える事となりますが、あまりにも月日の経つのが早すぎてびっくりです。

さて、そんな新年を迎える準備が進む中、この時期の北海道で改めて考えたいのが、大雪や暴風による冬の停電リスクへの備えです。

もし、猛吹雪や地震などの自然災害によって大規模な停電が発生したら、私たちの暮らしはどうなるでしょうか。最も深刻なのは「暖房の停止」です。北海道で普及しているFF式ストーブなどは、点火や制御に電力を必要とするため、停電時は使用できなくなります。氷点下の室内で暖を失うことは、命に関わる大きなリスクとなります。

こうした「もしも」の事態に強い住まいを実現するのが、太陽光発電と蓄電池の連携です。

• 停電時の自律電源: 系統電力が遮断されても、蓄電池があれば暖房器具の稼働や通信機器の充電、夜間の照明を確保できます。
• 冬こそ高い発電効率: 太陽光パネルは気温が低いほど発電効率が上がる特性があります。パネルの雪対策（傾斜角や架台の高さ）を適切に行えば、冬の晴天時や雪の反射光を活かした効率的な充電が可能です。

災害は時を選ばずやってきます。しかし、エネルギーを自給自足できる仕組みがあれば、万が一の際も自宅を「避難所」として機能させ、家族や資産を守ることができます。
新しい年を、より安心でサステナブルな環境とともに迎えませんか。



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